なぜ登山で綿素材は危険なのか技術解説

ポリエステル素材は水に強いのか?

ポリエステル繊維はPolarフリース、プリマロフト、キャプリーン、マイクロファイバーと同じようなもの。
ポリエステル繊維は水分を吸収しない特性があるが、水分を含んだ場合でも水より早く乾燥をするが、製品により濡れを防ぐための設計がある衣類など色々な改良が行われている商品もある。

ナイロンは水に強い?

ナイロンは石油から生成されたものでポリエステル同様、よくフリースを作るために使用される繊維である。
ナイロン繊維は水を吸収をすることができるが飽和率は10%を超えないというもので、湿気、暖かい状態を保つことを保持できるよう設計されているのも特性の1つとしてある。またポリエステル同様乾燥しやすい。

レーヨン、ビスコース、テンセル、リヨセル、竹とシルク

シルクは水の重量の30%まで保持することができ、また材料はセルロースから作られら人工のシルク。水吸収をしてもコットンほどではありませんが大量の汗をかいた場合は飽和するのでびっしょりとした状態になり、そして乾くのもやや時間が掛かるので季節や体調を考えて選ぶとよい。

何がおすすめ?

メリノウールというもの。
メリノウールは羊毛の中でも最高級とされるウールのランク。(オーダーメイドスーツをこのメリノウールで作るのも良い!)柔らかくくりんぷが多く弾力性の高いウールとして今注目を浴びている素材の1つ。
また防臭力も高くウール独特のチクチクとした違和感も少ないというもの。また化繊衣類に多く見られる汗冷えが少ないということも注目を浴びている1つの理由だろう。

その他
着替えができる時はこまめにインナーを取り替えたり、上手に温度調節をしながら登山やハイキングなどを楽しみたいものだ。

 

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